JEMAI化学物質総合管理部門
化学物質管理が国際的に進展し、SDSに関する法規も強化されるなど、「正しい」SDSを、迅速かつ確実に作成し、提供する必要性がますます高まっています。
この度、JEMAIの職員である山本が翻訳・執筆 した、「ECHAによるSDS編纂ガイダンス」(Guidance on the compilation of safety data sheets Ver.4.0) が、株式会社情報機構から刊行されましたのでご案内いたします。
書籍版 / PDF(CD-ROM)版
https://johokiko.co.jp/publishing/BC210501.php
欧州向けSDSを作成する企業の担当者の方々には、必須の参考書です。
本書の購入者の方々には、読者専用Webサイト(PWでログイン)にて、本書に関わる参考情報(本書で引用されている文献のURLのPDFでの提供、関連の官報の全文翻訳等)が提供されます。
ガイダンスの原文は、かなり難解な言い回しで記載されておりますので、是非、この日本語翻訳をご利用して頂きたいと思います。
本ガイダンスは5年ぶりの改訂となりその改訂の概要は以下の通りです:
1.GHS 第6版及び第7 版への整合化
2.CLP 規則附属書ⅧによるUFI の記載
3.ナノマテリアル情報の記載
4.内分泌かく乱物質に関する記載
5.SDS 提供者の詳細情報の記載
6.その他の記載(REACH 規則附属書Ⅱの改訂により、CLP 規則に従って規定されている特別な濃度制限値、M-ファクター及び急性毒性推定値は、利用可能な場合、SDS に記載されなくてはならないことになり、ガイダンスもそれが反映されました。
JEMAIでは、山本をはじめ、SDS作成、各国法令対応の実務が豊富な専門家が、企業における実務担当者が直面する課題解決に向け、ご相談に対応していますので、お気軽にご連絡ください。